ヨンパチ学問ニッキ

日々の耳学問メモ。BBC RadioとCBC Radioで聞いたものの記録。

3月11日(金)のこと

翻訳の打ち合わせで約1年と数ヶ月ぶりに母校へ。そういや5年前の3月11日にチャペルで結婚式を挙げたのよねえとか思い出しつつ。

その打ち合わせの最中に地震。また地震。しばらくして、流れたアナウンスに従って昨年できたばかりの食堂へ。明るくてきれいな食堂になっているのにびっくりしながら、大きなテレビでNHKに見入る。

あれ電車止まってる?帰れないかも?と思っていたら、打ち合わせに参加されていた某先生が私の実家から徒歩圏にお住まいで、車で来ていることが判明。実家まで送っていただき、温かいご飯やお風呂にありつく。

ようやく産休

最近のこと。

2月14日

今日は某非常勤先で期末試験。ずいぶん遅い。

試験後に学生がやってきて、先生は来年度前期も講義を担当しますか?と言う。面白かったので、もう一度出てみたいのだとか。あらまあムフー。

産休をもらうので、前期は別の先生が担当します。後期には戻りますよと言うと、えええ、お腹に赤ちゃんがいるんですか!全然気づかなかった!と心底驚かれた。

てか、そろそろ9か月なのでお腹はパンパンに大きいのに、ハンプティダンプティみたいなのに、まさか自腹だと思われてたのですか。

最近読み始めた本

Theories of International Politics and Zombies

Theories of International Politics and Zombies

昨日、イギリス出張から帰ってきた某夫が買ってきた。学問本カテゴリの本なのですよ。Princeton UPから出てるしね。著者はTuftsのFletcher Schoolの教授だしね。

A spector is haunting world politics---the spector of reanimated corpses coming to feast on people's brains. (p.109)

という感じのノリ。(この箇所は「ヨーロッパに幽霊が徘徊している...」のパロディです。念のため。)

とりあえず映画「28日後...(特別編) [DVD]」は見て、ゲームの「バイオハザード」をある程度やってみてから読むとより面白いのではないかと。ロメロ作品も見ないとな。

最近読んだ本

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

ここ最近読んだ中ではダントツの面白さ。とはいえ、World War Z: An Oral History of the Zombie War(邦訳:WORLD WAR Z)ほどではないが。

お腹の中に人がいる

あれ、気がつけば今年もおしまい。

しばらく書いていない間に、お腹の中に人がいるようになりました。ただいま7ヶ月。春に出てくる予定。我が家では「中の人」と呼ばれています。

それで『ミル自伝 (岩波文庫 白 116-8)』や『榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)』を読んで、育児の勉強をしているところ。

今年あったよいことは、カナダとフィリピンにわりと長く滞在できたこと。某フェロー職にとりあえず就けたこと。わりと楽しく非常勤の講義をしていること。

今年あったよくなかったことの筆頭は、祖母と友人を亡くしたこと。他にもいろいろあったが、もうそろそろどうでもよくなってきた。美味しいものを食べてよく寝れば、たいていのことはどうでもよくなる。私なんてその程度。

来年もいいことがたくさんありますように。

マニラの天気は晴れのち雷雨

仕事でマニラに来ている。マニラの天気は毎日同じ。朝から蒸し暑い。昼は猛烈に暑い。夕方に雲が出て雷雨。夜は蒸すけれど、それなりに涼しい。

フィリピンに来るのは、二十歳の頃にNGOスタディツアーで来て以来。久しぶりの途上国で、国連関係者や開発の現場にいる各地の方々とセミナーに出て、いろいろ思うところあり。そのあたりのことはまたいずれ。

政治思想だのカナダだのをやっている私がなんでそんな場にいるのか、という話は省略。

最近みた映画

第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

特に前半がよい。役人や諸制度に対する風刺が、モンティ・パイソンを彷彿とさせる感じで効いていて笑ってしまう。後半はそれなり。きっとあるだろう続編に期待。