What the Foucault?
2021年5月に放送されたもの。2020年12月、あの超短命政権に終わったLiz Trussが一大臣だった頃に、ポストモダニズムの親玉としてフーコーを批判するスピーチをしたことがあったらしい。自分が学校に通っていた頃は性別による差別と人種差別については勉強させられたが、子供達は読み書きを十分に教えられなかった。当時、ポストモダニズムが流行っていたからだ(?)。ポストモダニズムは、社会の権力構造やレッテルを、個人や個人の努力よりも重視する思想である。ということを述べたらしい。
このスピーチを受けて、Liz Trussの適当な言い分に反論するために作られた回のようす。フーコーは何ではないかを明らかにする内容。フーコーは相対主義者ではない。フーコーは反逆(rebellion)の哲学者だが、彼の権力についての思想は必ずしも反権力の政治的基盤になるようなものでもない。