ヨンパチ学問ニッキ

日々の耳学問メモ。BBC RadioとCBC Radioで聞いたものの記録。

The price of citizenship

www.bbc.co.uk

シティズンシップをめぐる最近の動向。シティズンシップが売買できる商品になっている。だがシティズンシップは魂(soul)の問題ではないかと。後半はシティズンシップがお金で買えることについて。例えばマルタのシティズンシップはEUシティズンシップもついてくるので、お金持ちに人気が高い。印象に残ったのは、中盤のクウェートベドウィンの話。政府は彼らにシティズンシップを与えず、無国籍状態にある。この状況の打開策として、コモロ諸島(どこにあるのか知らなかったが、アフリカ大陸の東側、マダガスカルとの間あたりにある小さな島国で、最貧国のひとつとのこと)政府と、ベドウィンの人々にコモロ諸島のシティズンシップを与える合意に至ったという報道があったらしい。クウェート政府にとってはベドウィンの人々は外国人となり、国外退去させやすくなる。見返りに、コモロ諸島政府はお金と投資の約束を受け取ると。下記のWPの記事に詳細あり。どうやらその後、クウェート政府はこのような合意はないと否定したようす。2016年ごろのことのようだ。

www.washingtonpost.com

(参考記事)
odi.org